「しゃくなげ大使」に村尾信尚さんと藤田朋子さん 福島県が委嘱 県のPR活動を県外から後押し

AI要約

福島県の県土発展や県のPR活動を後押しする「しゃくなげ大使」に村尾信尚さんと藤田朋子さんが選ばれた。

2人は福島県の魅力を広く伝える役割を担い、委嘱式では福島の応援団として活動する意気込みを述べた。

村尾さんは復興関連の活動を通じて、藤田さんは除染活動の支援に携わるなど、福島支援に取り組んでいる。

「しゃくなげ大使」に村尾信尚さんと藤田朋子さん 福島県が委嘱 県のPR活動を県外から後押し

 福島県の県土発展や県のPR活動を県外から後押しする県の「しゃくなげ大使」に関西学院大教授の村尾信尚さん(68)=岐阜県出身=と俳優の藤田朋子さん(59)=東京都出身=が新たに選ばれた。大使は合わせて67人となった。

 委嘱式は18日、福島市の杉妻会館で行われた。内堀雅雄知事が「福島の今を一人でも多くの人に伝えてもらいながら福島県の応援団として支援してほしい」とあいさつし、2人に委嘱状を手渡した。村尾さんは「震災後、私なりにできることを考え続けた。大使として何ができるか自分に問い続けたい」、藤田さんは「胸を張って一層福島のことを多くの人に伝えていける」と抱負を述べた。

 村尾さんは復興関連のシンポジウムなどでコーディネーターを務めているほか、ふくしまSDGs推進プラットフォームのアドバイザーなども担っている。藤田さんは除染活動の支援などに当たる「ごしごし福島」の設立に携わった。内堀知事と農林水産物のPRイベントにも参加している。