津田梅子さんの5千円札に激似のウエストランド・井口「M―1取ってなかったら、そのネタ1本で…」大阪で岡山の名産品をPR

AI要約

2022年の「M―1グランプリ」を制した漫才コンビ「ウエストランド」の井口浩之と河本太が18日、大阪・天神橋筋商店街で岡山県の名産品をPRした。

井口と河本は岡山県の果物や野菜を宣伝し、関西でのPR活動に初参加。地元愛を熱く語りながら街の活性化に貢献した。

さらに、井口が岡山の魅力とデメリットを語り、河本が地元の経済効果に期待を寄せるなど、活動の舞台裏も明かされた。

津田梅子さんの5千円札に激似のウエストランド・井口「M―1取ってなかったら、そのネタ1本で…」大阪で岡山の名産品をPR

 2022年の「M―1グランプリ」を制した漫才コンビ「ウエストランド」の井口浩之と河本太が18日、大阪・天神橋筋商店街「いこいの広場」で、地元・岡山県の名産品をPRした。

 サッカー・J2「ファジアーノ岡山」のサポーターの背番「12」の赤いTシャツを着て、全長2・6キロメートルと日本一の長さを誇る同商店街の一角で「岡アツ!Action!」と題した宣伝活動に参加。午前10時からの開始とあって、人通りは少なかったが、「芸能人で~す!」と名乗りながら、PR名刺を配布。シャインマスカット「晴王」やニューピオーネなどのブドウや桃太郎トマトなど、故郷の果物・野菜販売をアシストした。

 同PRは、岡山県内では参加経験があるが、関西では初。始発に乗って東京から駆け付け「PRは県外でやった方がいい。そりゃそうだろ!」(井口)、「歴史ある商店街でできてうれしい」(河本)と汗をかきながら貢献した。

 口の悪さがウリの井口だが、岡山の長所・短所は「フルーツがおいしい。まだまだ全国的に知られていないけど、いいところだらけ。悪いところは…地元が北の方の津山市ですが、岡山駅から汽車でも車でもピッタリ1時間半かかる」と愚痴をこぼし、河本も「早急に風通しを良くしてほしい」と、うなずいた。

 津山市はロックバンド「B’z」のボーカル・稲葉浩志の故郷でもあり、今年8月に地元で行ったライブは経済効果1億3800万円とも報じられた。今回の「岡アツ!」活動の経済効果に井口は「7000円ぐらい?」と自嘲気味。

 一方、7月に新札が発行され、5千円札の肖像画になった津田梅子さんが井口とソックリだと話題になっている。井口は「津田さんが起用されるとなった時から『これはイケるぞ!』と。M―1を取ってなかったら、そのネタ1本で行こうと思っていた。お釣りで5千円札を渡されたら、僕もドキッとする」と胸を張り、河本も「あれはスゴイ、本当に」と、5千円札がたくさん動くほどの売り上げを期待した。

 なお、ウエストランドの「岡アツ!」ののぼり54本、大型バナー2本は、天神橋筋2~3丁目に今月30日まで商店街に掲示される。