よごしバーガー味わって 三村さん（中田中）グランプリ 高岡商工会青年部未来レシピ
高岡市商工会青年部主催のコンテストで、三村杏子さんの「よごしライスバーガー」がグランプリに選ばれ、福岡町つくりもんまつりや中田かかし祭で販売される。
未来レシピコンテストでは3地域の子どもたちが新商品を考案し、三村さんのバーガーが選ばれた。
三村さんは祖母の作った「よごし」をヒントにハンバーガーと組み合わせたバーガーを考案し、地元の祭りで販売される。
●「つくりもん」 かかし祭で販売 21、22日
高岡市商工会青年部が市中田中、戸出中、福岡中の生徒から募集していた「青春!未来レシピ」のグランプリに、三村杏子さん（中田中2年）の「よごしライスバーガー」が選ばれた。バーガーは21、22日に開催される「福岡町つくりもんまつり」「中田かかし祭」（いずれも富山新聞社後援）で販売される。
未来レシピは中田、戸出、福岡の3地域の子どもにつくりもんまつり、かかし祭、戸出七夕まつりの3大祭りを盛り上げる新商品を考えてもらおうと初開催した。
3中学校に協力を依頼したところ89件の応募があり、その中から同青年部が試作品を試食したり、実際に販売できるか考えたりしてグランプリを決めた。
三村さんのよごしライスバーガーは、大根の葉などをゆでて刻み、みそで味付けして炒（い）りつけた「よごし」とチーズを米のバンズで挟んだ。三村さんは朝食に祖母の作ったよごしを食べていたことから素材に選んだ。また、手軽に食べられるようハンバーガーと組み合わせることを思い立った。
18日、中田中に青年部こどもみらい委員会の青江威一郎委員長らが訪れ、三村さんに表彰状とオリジナルのエプロンを贈った。
三村さんは「よごしのおいしさを多くの人に知ってもらいたい」と話した。青江委員長は「生徒の理想を大人が実現させた。地域の新しい魅力として実際に食べてほしい」とPRした。
中田エリア賞に選ばれた達川李花さん（中田中2年）にも表彰状とエプロンが贈られた。戸出エリア賞にはチームタマネギ（戸出中）福岡エリア賞には山岸美心さん（福岡中1年）が輝いた。
よごしライスバーガーは1個400円で、21日にかかし祭、22日につくりもんまつりで販売する。
