南紀白浜の三段壁洞窟で「星降る洞窟 ナイトウォーク」 星空観察会も

AI要約

「星降る洞窟 ナイトウォーク」が9月14日、景勝地「三段壁洞窟」で始まった。運営は「観光開発」社によるもので、500万個の星がきらめく空間を演出するイベントで昨年は約3000人が来場した。

洞窟内にはプラネタリウム投影機や音響機器が設置され、普段は立ち入り禁止の夜に探検ができる。星空観察会やフォトコンテストも開催され、洞窟内には熊野水軍に関する展示もある。

開催時間は17時から19時までで、中学生以上の入場料は1,500円、小学生は750円、幼児は無料。9月の開催日は21日・22日・28日で、10月からは週末を中心に開催される。

南紀白浜の三段壁洞窟で「星降る洞窟 ナイトウォーク」 星空観察会も

 「星降る洞窟 ナイトウォーク」が9月14日、景勝地「三段壁洞窟」(白浜町)で始まった。運営は「観光開発」(大阪市)。(和歌山経済新聞)

 2022年から今年で3回目を迎える同イベント。「観光開発」社長の新藤正悟さんが観光閑散期の白浜地域を盛り上げようと企画した。洞窟内には、プラネタリウム投影機や音響機器、プロジェクターを設置し、500万個の星がきらめく空間を演出。洞窟内の展望スペースをライトアップし、普段は立ち入り禁止の夜に洞窟を探検できる。昨年の来場者は約3000人。

 期間中はライトアップに加え、約30分間の星空観察会を開く。地元の星空ガイドが、星や惑星、星にまつわる話を紹介する。

 三段壁周辺で撮影した写真を広く募集するフォトコンテストも行う。インスタグラムやメールで募集を行い、入賞者に三段壁洞窟オリジナルグッズを進呈する。

 同洞窟は、高さ60メートルの絶壁の内部にあり、専用エレベーターで地下36メートルまで24秒で降り、約200メートルの通路を散策できる。源平合戦で熊野水軍が船を隠したという伝説が残り、洞窟内では熊野水軍に関する展示を行っている。

 同社広報担当者の栗山椋さんは「年々来場者が増えてきている。普段見られない幻想的な夜の洞窟を楽しんでもらいたい」と呼びかける。

 開催時間は17時~19時(最終入場18時50分)。入場料は、中学生以上=1,500円、小学生以上=750円、幼児無料。9月の開催日は21日・22日・28日。10月~2月は週末を中心に開催する。