台湾で高級スーパーマーケットを展開する企業に東北の商品を売り込む機会を 岩手・遠野市で海外輸出商談会

AI要約

遠野市で行われた商談会で、台湾の高級スーパーマーケット企業が東北の商品を販路拡大のために検討。

岩手県内を中心に14の団体が参加し、岩手短角和牛の加工品や竹を使用した食器などが展示。

協議会は2025年1月に物産展を開催し、さらなる販路拡大を目指す。

台湾で高級スーパーマーケットを展開する企業に東北の商品を売り込む機会を 岩手・遠野市で海外輸出商談会

台湾で高級スーパーマーケットを展開する企業に、東北の商品を直接売り込み販路を広げようという商談会が18日、遠野市で行われました。

この商談会は、海外での販路拡大を目指す事業者などで作る遠野ブランド海外輸出協議会が、遠野市や北日本銀行の協力で開催したものです。

今回は岩手県内を中心に宮城県、秋田県、山形県を含むあわせて14の団体が参加し、会場には岩手短角和牛の加工品に海の幸、また脱プラスチックを見据えた、竹を使った箸や食器などの商品が並びました。

商談会に招かれたのは、台湾の台中市で高級スーパーマーケットを展開する企業の謝明達社長です。

謝社長は、各団体の担当者から商品の説明を受けながら真剣な表情で品質を見定めていました。

(謝明達 社長)

「素晴らしいの一言(笑)。もうこんなに素晴らしいものは本当に珍しい。岩手県は資源に恵まれて、素晴らしい素材をそろえている。本当にこれを台湾のお客さんに知ってもらわないといけない」

商談会を開いた協議会は2025年1月、台湾の謝社長のスーパーを会場に物産展を開き、さらならる販路の拡大を目指すことにしています。