マイコプラズマ肺炎の患者数増加 8年ぶりの流行続く 手足口病も引き続き警報レベル 大分

AI要約

大分県内でマイコプラズマ肺炎の患者数が増加しており、8年ぶりの流行が続いている。

マイコプラズマ肺炎は小児に多く報告される呼吸器感染症で、熱が下がっても長期間の咳が続く特徴がある。

小児科36施設を対象にした調査では、患者数が過去最高の水準に達している。

マイコプラズマ肺炎の患者数増加 8年ぶりの流行続く 手足口病も引き続き警報レベル 大分

長期間にわたって咳が続くマイコプラズマ肺炎の患者数が大分県内で増加していて、8年ぶりの流行が続いています。

マイコプラズマ肺炎は小児の報告が多い細菌性の呼吸器感染症で、熱が下がった後も3~4週間にわたって咳が続くのが特徴です。

県が36の小児科を対象に実施している独自調査によりますと、9月15日までの1週間に確認された患者数は1医療機関あたり4.83人でした。3週ぶりに増加に転じ、2005年の調査開始以来、最も多くなっています。

保健所別では大分市が8.18人で最も多く、東部が6.29人、北部が3.33人などとなっています。

また、手足口病の患者数も前の週より0.64人増えて3.47人で、5月以降20週にわたり警報レベルが続いています。