田辺誠一、吉沢悠、加藤千尋が松下洸平主演『放課後カルテ』に出演決定【コメントあり】

　松下洸平が主演を務める土ドラ9『放課後カルテ』（日本テレビ系　10月12日スタート　毎週土曜　午後9時）に、田辺誠一、吉沢悠、加藤千尋の出演が決定した。

　原作は、日生マユの人気マンガ「放課後カルテ」（講談社「BE・LOVE」所載）。世代を超えて多くの読者から愛されている作品の初めてのドラマ化となる。

　本作の主人公は、学校医として小学校に赴任してきた小児科医の牧野。文句ばかりで口も態度も大きい問題ドクターだが、鋭い観察眼で子供の小さなサインも見逃さず、救っていく。そんな牧野を演じるのは、俳優として映画やドラマで存在感を発揮する一方、音楽アーティストとしても活躍し、音楽番組『with MUSIC』ではナビゲーターを務めるなど、マルチな才能を見せる松下洸平。本作が地上波ドラマ単独初主演となる。

　このたび、牧野（松下）が小児科医として勤務していた大学病院の関係者役で、田辺誠一、吉沢悠、加藤千尋の出演が決定した。

　田辺が演じるのは、関東医科大学病院東多摩医療センター小児科の高崎医局長。長年の経験を持ち、親や子供たちからの信頼も厚い。牧野の言動を問題視し、小学校に異動するよう辞令を下す。

　吉沢が演じるのは、関東医科大学病院東多摩医療センターの小児科医・咲間先生。優しくて真摯な姿勢が、患者や同僚からも人気。牧野の元指導医で、彼の問題点を十分に理解しているが、医者としては信頼している。

　加藤が演じるのは、関東医科大学病院東多摩医療センター小児科に勤める吉田看護師。根っからの明るい性格で、子供たちを安心させる。牧野には、その自分勝手さに何度も振り回されていた。

＜田辺誠一　コメント＞

お互いに気を使いすぎて本来の姿が見えにくいことも多い現代社会ですが、牧野先生は正直でうそがない、それ故に誤解を受けたり摩擦が生まれる。周囲から見ると「もっとうまくやれよ～」と思いますが、そんな牧野先生だからこそ見抜ける真実がある。そしてその真っすぐで正直なキャラクターは、何度か共演している松下くんそのものだと思いました。牧野先生は子供たちから何を学ぶのか、上司の高崎医局長として厳しくも温かく見守りたいと思います！

＜吉沢悠　コメント＞

大人に相談したいけど伝え方が分からないという経験が皆さんあると思います。

本作では子供に潜む病気に、不器用な牧野先生が気づくことで、子供の心に触れていく様が描かれます。世の中で大人が気づいてあげられることが、もっと日常的になる“キッカケ“のドラマになればと思っています。

私が演じる咲間は、誠実な人柄の松下洸平さんとのシーンが多いので、丁寧で真実味のある撮影になると感じています。

どうぞお楽しみください。

＜加藤千尋　コメント＞

放課後カルテの本を読ませていただいてこんなに温かい作品に参加できることを誇らしく思いました。

今回私は看護師である吉田を演じさせていただきます。病院では牧野先生に振り回されながらも見守っていたくなるそんな間柄だと感じています。

昔の私は保健室に逃げたくても逃げられなかった子供でした。だからこそこんな先生が保健室にいたらもっといい日々だったかもと感じています。

松下さんはお芝居にも音楽にも全力で真っすぐなイメージがあって、同じ八王子出身としても初めて共演できることをとてもうれしく思います。

すてきな皆様と素直な気持ちで全てに向き合っていきたいです。

＜第1話あらすじ＞

小児科医の牧野（松下洸平）が、「学校医」として東多摩第八小学校に赴任した。仏頂面で「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」と言い放つ牧野に、児童たちも、6年2組の担任・篠谷（森川葵）もあぜん。牧野は医師を学校に常駐させるという新たな試みで大学病院から送られたのだが、その影にある事情を抱えていた…。

その日、いつものように保健室にやってきた児童・ゆき。授業中にもよく居眠りをしてしまうゆきは、保健室で寝る時間が心のオアシスだったが、「勝手に寝るな」と牧野に言われ、その平穏が破られる。

一方、やんちゃな児童・拓真は、裏山の立入禁止エリアにカッコいい秘密基地を発見したと大興奮。興味を持った宏哉と大和を引き連れて、裏山に行くことに。しかし、体調が良くないことを隠していた拓真は、藪の中で突然倒れてしまう…。篠谷と共に現場に向かった牧野は、拓真の症状を見て即座に病気を絞り込んでいく。

数日後、一向に居眠りが改善しないゆきについて、牧野に相談しに来た篠谷。児童の本心を理解する難しさを吐露する篠谷だが、気持ちを理解してくれない牧野と、言い合いになってしまう。するとそこに、ゆきがグラウンドで倒れたという知らせが届く。