運転士不足による熊本市電減便 希望する時間の電車に乗れない乗客も

AI要約

熊本市の市電が運転士不足のために減便となっており、乗客は混雑や希望の電車に乗れない状況が続いている。

9月の調査では、輸送量は確保されているものの、座れないや混雑などの理由で次の電車を待つ利用者が発生していることが明らかになった。

熊本市は2024年度までに20人の運転士を採用し、2025年4月からは増便を計画している。

運転士不足による熊本市電減便 希望する時間の電車に乗れない乗客も

熊本市は、運転士不足を理由に6月から始まった市電の減便で、混雑などにより希望の電車に乗れない状態が起きていることを12日の市議会特別委員会で報告しました。

熊本市が9月2日に行った調査によりますと、輸送量は確保できているものの「乗車時に座れない」「車内が混雑している」などの理由から次の電車を待つ利用者が出ていることが分かりました。健軍町電停では、最大約10分の待ちが発生しているということです。一方、熊本市は既に採用している人も含めて2024年度中に20人の採用を予定していて、2025年4月からは増便を見込んでいるということです。