伊勢原市長選、新人同士の一騎打ちか 15日に告示、22日に投開票

AI要約

伊勢原市長選の立候補者には無所属新人の阪本純太郎氏と元市議の萩原鉄也氏が名乗りを上げ、激しい一騎打ちが予想される。

阪本氏は財政や公共施設の見直しや小田急線伊勢原駅北口再開発などを具体的に提案し、萩原氏は健康都市構想や子育て支援の拡充を公約として掲げている。

選挙人名簿登録者数は8万3980人で、市民の関心が高まっている。

伊勢原市長選、新人同士の一騎打ちか 15日に告示、22日に投開票

 任期満了に伴う伊勢原市長選は15日告示される。これまでのところ、ともに無所属新人で表明順に、飲食店経営の阪本純太郎氏(48)と元市議の萩原鉄也氏(57)=自民、立民党推薦、公明党総支部推薦=が立候補を予定しており、一騎打ちとなる公算が大きい。投開票は22日。

 阪本氏は「目を背けてきたものと向き合う」と主張し、財政や公共施設の見直しや小田急線伊勢原駅北口再開発について段階的に開発範囲を広げるなど実現可能な具体策を掲げるほか、温浴施設の誘致、誕生日を祝う新事業などを目指す。

 萩原氏は、大学病院など恵まれた医療環境を生かした「日本一の健康都市いせはら」をうたい、子育て世代への支援拡充、基盤整備の推進など六つの公約を掲げる。また、小中学校給食無償化の検討など4事業を先行させるとしている。

 2日現在の選挙人名簿登録者数は8万3980人(男4万2639人、女4万1341人)。(浅川 将道)