燃料デブリ試験的取り出し 装置を押しこむ作業が完了へ(福島)

AI要約

福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的取り出し作業が進行中で、装置を格納容器に押し込む作業が行われている。

取り出し装置を押し込むパイプを3本接続し、内部へ進める作業が進行中で、13日に作業完了の見通し。

今後は装置を伸ばしてデブリに近付き、最短でも2週間かけてデブリを取り出す予定。

燃料デブリ試験的取り出し 装置を押しこむ作業が完了へ(福島)

燃料デブリの試験的取り出しについて、パイプを使って装置を格納容器の内部へ押しこむ作業が、13日にも完了する見通しです。

福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的取り出しは、装置を格納容器に押し込む作業が続けられています。東京電力は、13日から、取り出し装置を押し込むパイプを3本接続し、格納容器の内部へさらに3.5メートルほど進めていて、この装置を押し込む作業が13日にも完了する見通しです。

この後、装置を自体を伸ばして、燃料デブリにさらに近付き、装置の先端を吊り下ろす作業に移ります。東京電力は、最短でも2週間ほどかけて、3グラム以下のデブリを取り出す計画です。