児童が鎌を使い、5月に自分たちで田植えをした水田で稲刈り 収穫したコメは学校で餅つきをして食べる予定 岩手・奥州市

AI要約

奥州市の小学校で行われた稲刈り体験についての記事です。

地域の基幹産業である農業への理解を深める取り組みとして、児童たちがコメの収穫に参加しました。

収穫したコメは収穫祭で餅つきをして楽しむ予定です。

児童が鎌を使い、5月に自分たちで田植えをした水田で稲刈り 収穫したコメは学校で餅つきをして食べる予定 岩手・奥州市

子どもたちが収穫の秋を満喫です。奥州市の小学校で12日、稲刈り体験が行われ黄金色に実ったコメを手作業で収穫しました。

これは奥州市の前沢小学校が、地域の基幹産業である農業への理解を深めようと5年生の総合学習の一環として毎年行っているもので、今年で10年目となります。

12日は地元の生産者が先生役となり、児童合わせて100人余りが学校の南側にある10アールの田んぼで、収穫期を迎えたもち米「こがねもち」の稲を刈りました。

5月に自分たちで田植えをした苗は台風の被害もなく生育は順調です。

初めての稲刈り体験の児童もいる中、鎌を使って上手に刈り取っては農家が束にして稲杭にかけ、天日に干していきました。

(児童は)

「稲刈りは思ったより根が強くて鎌でも切りずらかった」「大変です」「餅つきをしておいしく食べたいです。きな粉とか、あんこにして食べたい」

収穫したコメは今後、収穫祭を開き餅つきをして皆で味わうことになっています。