稲刈り体験参加の小学生11人、熱中症の症状訴え救急搬送・新潟市の小学校
AI要約
新潟市教育委員会は、稲刈り体験に参加した大形小学校の5年生児童11人が熱中症の症状を訴え、救急搬送された。症状は命に別状はなく、全員が同日中に帰宅した。
稲刈りには127人が参加し、午前11時ごろに熱中症の症状が出始めた。稲刈りは中止され、児童たちは学校に戻った。
その後、別の児童にも症状が現れ、計11人が救急搬送された。新潟市東区ではこの日、最高気温を記録した。
新潟市教育委員会は9月10日、稲刈り体験に参加した新潟市東区の大形小学校の5年生児童11人が熱中症の症状を訴え、救急搬送されたと発表した。大形小によると、症状はいずれも命に別条はなく、全員が同日中に帰宅した。
新潟市教委学校支援課によると、稲刈りには127人が参加。大形小から約800メートル離れた学校田に到着した午前11時ごろ、女子児童1人に熱中症の症状が見られ、救急搬送された。大形小は稲刈りを中止し、児童たちは歩いて学校に戻った。
その後、別の女子児童2人に発熱が確認されたほか、保健室で経過観察していた男女児童8人にも軽度の症状が見られ、いずれも救急搬送された。
新潟地方気象台によると、新潟市東区（松浜）では10日午前11時にこの日最高の33・8度を観測した。
