「搬送時に円滑にコミュニケーションを取れたら」看護師が救急隊員の仕事を体験  山口県下松市

AI要約

看護師が救急隊員の仕事を体験し、連携強化の取り組みが行われた。

看護師たちは実際の出動に同行し、感染防止服の着用や手順の学習を行った。

看護師たちは1日で3件の出動に同行した。

「搬送時に円滑にコミュニケーションを取れたら」看護師が救急隊員の仕事を体験  山口県下松市

消防と医療機関の連携を強化しようと、山口県下松市で看護師が救急隊員の仕事を体験しました。

一日救急隊員になったのは、下松中央病院の中村倫子さんと、周南記念病院の石本はな佳さんです。

ふだんは入院患者の対応などにあたっていますが、救急隊員として、実際の出動にも同行します。

すばやく感染防止服を着たり、ストレッチャーにウイルス感染を防ぐためのシールドをつけたりと、出動の手順を学びました。

消防によると、去年の山口県下松市の救急出動は2852件と過去最高となっています。

取り組みは、救急隊員の仕事を理解してもらい、消防と医療機関との連携を強化しようと、毎年行われています。

周南記念病院 看護師 石本はな佳さん

「急患対応の時に、自分がどう動いたらいいかとかっていうのが学べたら、今後に生かせるかなと思っています」

下松中央病院 看護師 中村倫子さん

「この機会にできるだけコミュニケーションをとって、もし自分たちが搬送とかする時に、円滑にコミュニケーションを取れたらなと思います」

2人はきょう1日で3件の出動に同行したということです。