【山形】酒田市大沢にシンボルライト設置

AI要約

酒田市の大雨被害で大沢地区のシンボルとなっている大文字に地元の住民や児童がライトを設置

山の所有者や地元有志の手により20年前に作られた大文字は地区のシンボルに

ライト設置に参加した有志メンバーや児童が大文字を復興のシンボルに位置づけ、10月上旬まで点灯予定

【山形】酒田市大沢にシンボルライト設置

7月の大雨で大きな被害を受けた酒田市の大沢地区。

地区のシンボルとなっている山の斜面に描かれた「大文字」に、地元の住民や児童がライトを設置しました。

酒田市大沢地区の大文字は、元々20年前に山の所有者が草刈りをして出来たもので、その後は地元の有志が引き継ぎ今では地区のシンボルに。

2018年からはLEDライトの点灯も行っていて、きょうはそのライトを設置するため有志メンバーと地元の児童およそ40人が参加しました。

急斜面が続く山道を登った先にある大文字。

縦と横の長さは30メートルほどあり、子どもたちは等間隔になるようにライトを設置していきました。

【インタビュー】「大変だったけどここまで来られて嬉しい(ライトを見て)みんなが笑顔になってほしい」

今回の企画者の一人でもあり、大沢地区で地域振興事業を行っているCOCOSATO代表の阿部彩人さんです。

今回の大雨被害を受けてライト設置の見送りも考えましたが、復興への励みになってほしいと設置を決めました。

【阿部彩人さん】「これからの大沢地区の復興のシンボルにもなっていくのではないかと思うので、外から関わっていただける皆さんの力も合わせて大沢地区の復興に向けてまた一歩一歩進んでいきたい」

ライトの点灯は、10月上旬まで行われる予定です。