看護師長7年無免許運転 射水市民病院「更新行けず」 停職6カ月処分

AI要約

射水市民病院の看護師長が無免許運転を7年間続けたため、処分を受けたことが報告された。

看護師長は通勤中に無免許運転で摘発され、市による調査で問題が判明した。

市は再発防止のため、全職員の免許の有効期限を定期的に確認すると発表した。

 射水市民病院の看護師長の50代女性が7年間、無免許運転を続けていたとして、市は看護師長を停職6カ月と主査降任の懲戒処分にした。処分は4日付。市議会民生病院常任委員会で11日、宮本康博病院事務局長が報告した。

 市によると、看護師長は7月末、通勤時に一時停止無視の道交法違反で摘発された際、無免許運転が発覚した。市の聞き取りに「業務が忙しく、更新に行けなかった」と説明している。

  ●摘発後も報告せず

 市によると、運転免許は2017年9月に失効していたが、看護師長は運転を続け、摘発後も病院に報告しなかった。上司が8月下旬、看護師長がバス通勤しているのを疑問に思い、理由を聞いたところ、無免許運転が明らかになった。

 市は市民病院の看護部長と看護課長を口頭注意処分にした。再発防止のため、全職員の免許の有効期限を定期的に確認する。

 夏野元志市長は「市政に対する市民の信頼を損ねたことを深くおわびする」とコメントした。