⚽五輪仲間との対戦心待ち ジュビロ磐田DF鈴木海音「細谷を止める」 14日柏戦

AI要約

J1磐田のDF鈴木海音(22)が次節柏戦で日本代表FW細谷との対戦を心待ちにしている。相手エースを抑えチームを救う覚悟を持つ。

相手ストライカーを封じることがチームに勝利をもたらす近道と考える鈴木。彼の動きを読んでインターセプトを狙う準備をしている。

ユースの先輩の森岡の怪我や後輩の古川の移籍についても言及し、チームの一員として責任を持ち、柏戦に集中する意志を示す。

⚽五輪仲間との対戦心待ち ジュビロ磐田DF鈴木海音「細谷を止める」 14日柏戦

 J1磐田のDF鈴木海音(22)=磐田ユース出=が次節14日の敵地柏戦でパリ五輪では仲間として戦った日本代表FW細谷との対戦を心待ちにしている。「長く一緒にやっているので特徴は分かる。攻撃の多くを担っていて止めれば柏の攻撃も停滞する」。残り10試合で降格圏18位とあとがない状況だが、相手エースを抑え、チームを救う覚悟だ。

 相手ストライカーを封じることがチームに3試合ぶりの白星をもたらす近道と確信する。「ポストプレーで反転するのが得意で背後も常に狙っている」。動きが分かっているからこそ得意のインターセプトを狙う時、背後を取られないようにと強調。不用意なバックパスも命取りになると注意を払う。

 パリ五輪から磐田に戻り、3試合に先発出場したが、まだ無失点はない。8月17日の町田戦では4失点を喫し大敗。25日の札幌戦はベンチ入りしたものの出番がなかった。「出られないのは悔しいしチームも負けてしまった」と唇をかむ。

 磐田ユースの先輩でプライベートでも仲が良い同じセンターバックの森岡が今夏、右足を再骨折して手術し今季出場が絶望的になった。「『残り試合で頑張れよ』と言われた。出る選手は今年出られない選手の分まで責任を持ってピッチに立たないといけない」

 さらに1学年後輩のMF古川もポーランド1部への電撃移籍を発表。「彼の決めた決断。僕も応援する。さらに上のステージで会えればいい」。自らの海外への思いは一時封印し、まずは柏戦に集中する。