バド・アクト西京の田口真彩、ワタガシ渡辺と混合ダブルス初出場「経験を積み頑張る」

AI要約

バドミントン女子チームACT SAIKYOの田口真彩選手が全日本社会人選手権の混合ダブルスで初出場し、ベスト4で終えた。

田口選手は実力不足と経験不足を認めつつ、さらなる成長を目指す意欲を示した。

渡辺選手とのペア結成による準決勝進出など、今後の活躍に期待が寄せられている。

バド・アクト西京の田口真彩、ワタガシ渡辺と混合ダブルス初出場「経験を積み頑張る」

 バドミントン女子チームACT SAIKYO(山口県周南市、アクト西京)の田口真彩選手(18)が11日、パリ五輪銅メダルの渡辺勇大選手(27)=BIPROGY=とのペアで初出場した全日本社会人選手権の混合ダブルスをベスト4で終えた。準決勝で敗れた後、田口選手はチームを通じ「実力不足と経験不足。もっと経験を積んでレベルアップできるように頑張る」と決意を示した。

 選手権は鳥取市で7日から開かれた。渡辺・田口組は5戦を勝利し、この日の準決勝に臨んだ。田口選手は渡辺選手と声をかけ合い、素早い動きで見せ場を何度もつくった。だが、ミスも続いて惜しくも敗れた。

 渡辺選手がパリ五輪で銅メダルを獲得した東野有紗選手とのペアを解消して組む初のパートナーが田口選手だった。アクト西京によると、打診は渡辺選手から。渡辺選手は全日本社会人選手権の直前に、周南市にあるアクト西京の練習拠点も訪れ、連係を確認したという。

 田口選手は柳井商工高出身。2028年ロサンゼルス五輪の金メダルを目標に掲げる。渡辺選手は「(田口選手は)本当にいい素質を持っている。一緒に成長していけると思ってパートナーに選んだ」と改めて強調し、次を見据えた。2人は12月にある全日本総合選手権にも出場予定。