【速報】遊泳能力や身長を把握せず、監視怠る 小1死亡プール事故、学童保育の元園長を在宅起訴

AI要約

昨年7月、滋賀県長浜市で学童保育のプール活動中に小1男児が溺れて死亡した事故で、元園長が業務上過失致死罪で在宅起訴された。

事故では身長や遊泳能力を把握せず、児童の監視を怠り、深いプール部分に泳げない子供がいたことが判明。

元園長ら4人の監視下に46人の児童がおり、事故当時は深い部分に身長に合わない子供がいた。

【速報】遊泳能力や身長を把握せず、監視怠る 小1死亡プール事故、学童保育の元園長を在宅起訴

 滋賀県長浜市で昨年7月、学童保育のプール活動中に市立小1年の男児=当時(6)=が溺れて死亡した事故で、大津地検は11日、業務上過失致死罪で、学童保育所の男性元園長(50)=同市=を在宅起訴したと明らかにした。4日付。

 起訴状などによると、昨年7月26日午後1時ごろ、同市野瀬町の屋外プールで、児童が遊泳する際、あらかじめ児童の身長や遊泳能力を把握せず、溺れないよう常に監視するなどの注意義務を怠り、同市の田中大翔(ひろと)さんを溺死させたとしている。

 当時、プールには小学1~6年の児童46人がおり、元園長を含めて4人で監視する態勢だった。プールは深い部分(水深110~130センチ)と浅い部分(同60センチ)が一体になっていた。田中さんは身長約120センチで泳げないにもかかわらず、深い部分にいたという。