値段は2万7千円 秋の味覚の王様「マツタケ」登場 去年は不作…今年は出だし好調 レストランでは「松茸ピッツァ(7600円)」も 

AI要約

長野県青木村の道の駅でマツタケが豊作に入荷し、地元産のマツタケが並びました。

今年は例年よりも早い初出荷で量も多く、楽しみな雰囲気の中、お客さんも訪れています。

別所温泉ではマツタケを使用した松茸ピッツァが提供され、地元の美味を楽しむことができます。

値段は2万7千円 秋の味覚の王様「マツタケ」登場 去年は不作…今年は出だし好調 レストランでは「松茸ピッツァ(7600円)」も 

暑い日が続いていますが、秋の味覚の王様が登場です。長野県青木村の道の駅には先週末からマツタケが入荷しています。例年に比べ量も多く道の駅では今年は豊作になるのではと期待しています。

9月10日朝、道の駅あおきを訪れるとー。

(記者リポート)

「直売所の入り口を入ってすぐの場所にありました、マツタケ。大きくて立派なものも並んでいます」

秋の味覚の王様・マツタケ。10日朝は地元産を中心に18パックが並んでいました。例年より少し早く9月7日に初出荷を迎え、今のところ量も多いということです。

道の駅あおき・若林崇弘社長:

「形もしっかりして硬いし、大きさも大きい。豊作までいくかはわからないけど出足としては良いと思います」

こちらは松本市産のマツタケ。長さ25センチ、重さは200グラムを超え、値段は2万7千円です。

早速、秋の味覚を求めて訪れた客もー。

横浜市から:

「毎年来てます。今年、見た感じはデカイかなと。豊作だとありがたいですね、安くもなるし」

上田市から:

「入荷したとネットで見て買いに来た。『マツタケご飯』か『すき焼き』か」

上田市から:

「すき焼きとかマツタケご飯とか、焼いて。(今年は)良いですね、去年ダメだったから」

こちらは2023年の同じ時期の道の駅。キノコの棚は空となっています。2023年は雨が少なかった影響で不作となり、道の駅に入荷したのは10月に入ってからでした。

若林社長:

「天然のキノコが出ると活気が出ますよね」

今年は出だしが好調。形も良いマツタケが並び、道の駅の若林社長も笑みがこぼれます。

道の駅あおき・若林崇弘社長:

「去年、お客さん来てくれたけどなくてガッカリして帰ったので今年は食べてほしいです。期待感はウンとありますね」

一方こちらもー。

青木村と並ぶマツタケの産地、上田市・別所温泉のスーパーにも、10日朝、採れたマツタケが並んでいました。

このマツタケを使って隣のレストランで提供しているのが、「松茸ピッツァ」です。(レギュラーサイズ7600円)

今年も9月12日から提供を始める予定です。一足先に記者が試食。

(記者リポート)

「松茸の香りがすごいです。トマトソースとチーズのシンプルな味つけなので松茸の味、香りが際立っていてすごくおいしいです」

店では「マツタケご飯のおにぎり」(1個450円)も販売するということです。

フレッシュ池田・池田栄五会長:

「こんなに簡単に出てくるから(今年は)良いと思いますよ。当たり年になりますように。期待は大いにありますよ、皆さんに喜ばれたいです」