新たに「台風13号」「台風14号」24時間以内に2個連続発生する可能性 宮古島の北にある「熱帯低気圧」が発達 マリアナ諸島の「熱帯低気圧」は発達しながら日本の南へ… 進路は?日本への影響は?
気象庁は10日午前、宮古島の北約150kmにある熱帯低気圧が今後台風へ発達する見込みだとして、進路予測を開始しました。マリアナ諸島にある熱帯低気圧も11日に台風へと発達する見込みです。
■今夜にも新たに「台風13号」発生する可能性
10日午前9時現在、熱帯低気圧は宮古島の北約150kmにあり、12時間以内に台風へと発達する見込みです。
10日09時の実況
【種別】 熱帯低気圧
【存在地域】 宮古島の北約150km
【進行方向、速さ】 西北西 20 km/h （10 kt）
【中心気圧】 1000 hPa
【中心付近の最大風速】 15 m/s （30 kt）
【最大瞬間風速】 23 m/s （45 kt）
10日21時の予報
【種別】 台風
【存在地域】 東シナ海
【進行方向、速さ】 西 15 km/h （7 kt）
【中心気圧】 998 hPa
【中心付近の最大風速】 18 m/s （35 kt）
【最大瞬間風速】 25 m/s （50 kt）
11日09時の予報
【種別】 台風
【存在地域】 東シナ海
【進行方向、速さ】 北西 15 km/h （8 kt）
【中心気圧】 998 hPa
【中心付近の最大風速】 18 m/s （35 kt）
【最大瞬間風速】 25 m/s （50 kt）
12日09時の予報
【種別】 熱帯低気圧
【存在地域】 華中
【進行方向、速さ】 北西 20 km/h （10 kt）
【中心気圧】 1008 hPa
この熱帯低気圧は、11日にかけて台風へと発達して東シナ海を西寄りに進み、その後華南に進んで不明瞭になる見込みです。
熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気に、日射による昇温の影響が加わり、南西諸島と西～東日本の太平洋側では、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
また、熱帯低気圧周辺では気圧の傾きが大きくなり、やや強い風や強い風が吹き、波が高くなる所がありそうです。11 日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、強風や高波、落雷や突風、局地的には竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
