【台風情報】沖縄近海の熱帯低気圧が12時間以内に台風に発達へ 13号か14号になる可能性 マリアナ諸島付近にも熱帯低気圧
沖縄気象台によると、久米島の西に位置する熱帯低気圧が台風に発達する見込みで、沖縄本島地方に影響が及ぶ可能性がある。
地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要であり、大雨警報が発表される可能性もある。
マリアナ諸島付近にも台風に発達する見込みの熱帯低気圧が存在し、進路にも注視が必要だ。
沖縄気象台によりますと10日午前9時現在、久米島の西にある熱帯低気圧は、今後12時間以内に台風となる見込みです。熱帯低気圧は今後西に進み沖縄本島地方から遠ざかりますが、沖縄本島地方では熱帯低気圧と太平洋高気圧の間で気圧の傾きが大きくなっています。強風や高波、発達した積乱雲の下での落雷や突風に注意してください。
また、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。状況によっては大雨警報(土砂災害)が発表される可能性がありますので、土砂災害に十分注意してください。
◆ 沖縄近海の熱帯低気圧【概況】10日午前9時現在
位置 宮古島の北約150キロ
進行方向と速さ 西北西 20キロ毎時
中心気圧 1000ヘクトパスカル
最大風速 15メートル毎秒
最大瞬間風速 23メートル毎秒
◆これまでの雨(9日午前0時から10日午前4時までの降水量 ※アメダス速報値)
本部町謝花 167.0ミリ
国頭村比地 112.5ミリ
東村平良 91.0ミリ
名護市宮里 75.0ミリ
またマリアナ諸島付近には別の熱帯低気圧があり、こちらは24時間以内に台風に発達する見込みです。今後の進路にご注意ください。
◆ マリアナ諸島付近の熱帯低気圧【概況】10日午前9時現在
位置 マリアナ諸島
進行方向と速さ 西北西 15キロ毎時
中心気圧 1002ヘクトパスカル
最大風速 15メートル毎秒
最大瞬間風速 23メートル毎秒