元日の地震で一部片側通行だった「のと里山海道」ようやく全区間で対面通行に

AI要約

石川県ののと里山海道で、能登大橋付近の道路が対面通行可能になった。

道路状況の改善により、被災地支援活動や物流面での利便性向上が期待される。

国土交通省は一部区間で道路状況が悪い箇所もあるため、通行時には注意が必要。

元日の能登半島地震により大規模な道路の陥没などが起きた石川県の「のと里山海道」で、最後まで片側交互通行が続いていた穴水町の能登大橋付近の道路が10日午前10時から対面通行が可能になりました。

奥能登を結ぶ大動脈「能越自動車道」と「のと里山海道」の道路状況の改善により、被災地での支援活動や物流面での利便性の向上が期待されます。

のと里山海道と能越道は7月17日に対面通行が再開されましたが、越の原インターと穴水インターの間にある能登大橋付近では、片側交互通行が続いていました。能登大橋付近では元日の地震で橋を支える盛り土が崩落したため、大規模な復旧工事が行われてきましたが、懸命の作業により発災から8か月余りが経った10日午前10時から対面通行が再開されました。

これに伴い、のと里山海道と能越道は全ての区間で対面通行が可能になりましたが、国土交通省では応急的な復旧のため一部区間で急こう配など道路状況が悪い箇所もあるため、通行する際は十分に注意するよう呼びかけています。