能登半島地震 被害建物の公費解体、進捗状況を公表

AI要約

石川県が能登半島地震で半壊以上となった建物の公費解体などの進捗状況を公表しました。解体が完了した建物は3396棟で、全体の目標達成率は100%となっています。

市町別の解体完了率には格差があり、穴水町が最も高く、輪島市が最も低いと報告されています。

県は来年10月を目標に解体完了を目指しており、今月は2036棟の解体を目標としています。

能登半島地震で半壊以上となった建物の公費解体などの進捗状況を県が公表しました。

石川県によりますと、先月末時点で解体が完了したのは、自費解体なども含めて3396棟。全体の見込みの数、3万2410棟に対しては、まだ1割程度ですが、県が新たなプランで示した先月末までの目標に対しては、達成率が100%となっています。

市町別の解体完了の割合は、穴水町が18.4%と最も高く、次いで珠洲市が16.7%。一方、七尾市と志賀町が7%台、輪島市では5.7%にとどまるなど、格差も生じています。

県は全体で来年10月の解体完了を目指していて、今月は2036棟と先月の倍近くとなる目標を掲げています。