ジビエで愛犬にっこり 鬼北町施設の犬用フード発売 ジャーキーとミンチ生肉、低脂肪・高栄養価(愛媛)

AI要約

愛媛県鬼北町が昨年、ジビエのペットフード加工施設を整備し、犬用フードの販売を開始。

施設では、町内で捕獲されたシカ肉を使用し、栄養価が高くアレルギーのリスクが低いフードを提供。

施設は有害鳥獣の有効活用を目的としており、商品開発を進め、ジューシージャーキーやミンチ生肉を販売。

ジビエで愛犬にっこり 鬼北町施設の犬用フード発売 ジャーキーとミンチ生肉、低脂肪・高栄養価(愛媛)

 愛媛県鬼北町が昨年、同町延川に整備した野生鳥獣肉(ジビエ)のペットフード加工施設で初めて開発した犬用フードの販売が今夏、始まった。町内で捕獲されたシカ肉を使っており、担当者は栄養価が高くアレルギーのリスクは低いとして「ペットに優しい」とアピールしている。

 施設は、これまで埋設処分していたイノシシやシカなどの有害鳥獣の有効活用を目的としており、指定管理者の「ありがとうサービス」(今治市)が商品開発を進めていた。町によると、稼働開始から3月末までの半年ほどで、捕獲されたシカの8割超を受け入れ、うち51%を加工に使用した。発売したのは、ジューシージャーキー(75グラム入り1100円)とミンチ生肉(500グラム入り1430円、300グラム入り990円)。