成田―愛媛間利用促進へ 格安航空と協議会が協定

AI要約

成田空港周辺地域の活性化を促進する協議会がジェットスター・ジャパンと連携協定を締結

愛媛県と成田を結ぶ航空路の利用を増やすことで地域の発展を目指す

協定を契機にイベントや情報共有などの活動を計画

成田―愛媛間利用促進へ 格安航空と協議会が協定

 成田と愛媛県を結ぶ空の便の利用を促進しようと、成田空港周辺地域の活性化を目指す協議会は9月5日、格安航空会社ジェットスター・ジャパンなどと連携協定を結びました。

 5日、オンラインで行われた締結式には、成田空港周辺地域振興連絡協議会と、松山空港利用促進協議会、それにジェットスター・ジャパンの代表者らが出席しました。

 締結式で愛媛県の中村知事は「協定をきっかけに両地域の発展に寄与することを期待している」と述べ、ジェットスター・ジャパンの片岡社長は「地域社会に大きく貢献していきたい」と意気込みました。

 これに対し、熊谷知事は「協定は意義深い。緊密に連携していくので力添えをお願いしたい」と呼びかけました。

 千葉県によりますと、成田空港を発着する便の旅客数は2023年度、松山空港が26万人で中国四国地方では最多となっていて、ジェットスター・ジャパンの成田―松山線は平日に2往復程度運航しています。

 4団体は今後、イベントで路線のピーアールや、利用促進に向けた情報共有などを行う予定です。