伊佐市で秋の畜産共進会 和牛の改良成果競う 猛暑続き農家の苦労もひとしお 鹿児島

AI要約

伊佐市で開かれた畜産共進会では改良の成果を競う和牛の品評会が行われ、32頭の子牛が出品された。

飼料高騰や猛暑によって農家が苦労している中、立派に育った牛の姿が多く見られ、工夫した対策も行われていた。

県の共進会に出品される6頭の和牛が決定し、鹿児島のナンバー1を決めるため、霧島市での共進会が行われる。

伊佐市で秋の畜産共進会 和牛の改良成果競う 猛暑続き農家の苦労もひとしお 鹿児島

優秀な和牛を育てるため、改良の成果などを競う畜産共進会が伊佐市で開かれました。猛暑が続いた今年、農家からは苦労の声も聞かれました。

和牛の品評会である伊佐市の秋の畜産共進会には、地元の繁殖農家が32頭の子牛を出品し、改良の成果を競いました。

本選となる県の共進会に6頭の出品が決まるなど、立派に育った牛の姿が多く見られましたが、最近の飼料の高騰に加え、猛暑が続いた今年は農家が暑さ対策に苦労し、工夫したという声が多く聞かれました。

【伊佐農林高校の生徒】

「扇風機とか、歩かせたあとに水かけをした」

【参加した農家】

「(飼料高騰などで)エサのことはみんなきついと思うんですけど、どうにか乗り越えていかないといけない」

鹿児島のナンバー1の和牛を決める県の共進会は、今月28日に霧島市で開かれます。