「いる意味あるの」暴言、セクハラ、暴行… 宮古海保職員を停職9カ月 沖縄

AI要約
宮古島海上保安部の男性職員が部下に対してパワハラやセクハラ、暴行を行い、停職9カ月の懲戒処分を受けた。男性職員は2021年末から22年2月中旬にかけて暴言やセクハラ、暴行を行っていた。処分を受けた男性は同日中に辞職した。
「いる意味あるの」暴言、セクハラ、暴行… 宮古海保職員を停職9カ月 沖縄

 宮古島海上保安部は30日、部下の男性職員2人に暴言を吐くなどのパワハラやセクハラを働き、顔を殴る暴行を加えるなどの規律違反行為を行ったとして、1等海上保安正の男性職員(59)を同日付で停職9カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分された男性は同日中に辞職したという。

 宮古島海保によると、行為があったのは2021年12月末ごろから22年2月中旬ごろ。男性は部下の男性職員2人に「お前文才がないな。いる意味あるの」などと暴言を吐いた上、うち1人に着衣した状態で自らの陰部を突き出すセクハラをしたり、もう1人の顔を十数回殴る暴行を加えたりした。第11管区海上保安本部は22年5月、暴行容疑で男性を那覇地検に書類送致した。