越中八尾「おわら風の盆」ぼんぼり撤去など風雨対策して開催 台風10号接近で町流しはそれぞれの町で判断 富山
富山の秋の風物詩「越中八尾 おわら風の盆」は、台風10号の接近で心配されているが、対策をして開催が予定されている。
開催期間中に台風10号が最接近する見通しの「おわら風の盆」では、台風対策がおこなわれており、準備が進められている。
商店街の協賛看板や町のぼんぼりなど、強風の影響を考慮して対策が講じられている。
台風10号の接近で開催が心配されている富山の秋の風物詩「越中八尾 おわら風の盆」は、対策をして開催する予定です。
9月1日から3日までの開催期間中に台風10号が最接近する見通しの「おわら風の盆」。29日、現地を取材すると、“坂の町”は台風対策がおこなわれていました。
西町の住民「飛ばされたらまずいということで、とりあえず看板は付けない状態で、まだ準備段階という感じです」
おわら風の盆にあわせて毎年、設置している商店街の協賛看板は、強風で倒れてしまう恐れがあるため、 今回は設置を見送ったといいます。
それぞれの町では夜の町を彩るぼんぼりについて、一度設置したものを撤去したり、設置を遅らせたりする対応をとっていました。
西町の住民「飛ばされるとまずいので一応“棒”だけ立てている状態です」「晴れてくれればと思うんですけど…」
おわら風の盆行事運営委員会によりますと、現時点で中止は考えておらず、町流しについては、晴れ間を見て実施するか、公民館の中で踊りを披露するなど各町での対応を求めているということです。