# おわら風の盆

300年の歴史ある祭り、資金対策“80万円の観覧席”の満足度 20万人が見物、富山の豪商が興した「おわら風の盆」
2024.09.15

300年の歴史ある祭り、資金対策“80万円の観覧席”の満足度 20万人が見物、富山の豪商が興した「おわら風の盆」

 ぼんぼりの灯りに照らされた日暮れ後の町に、哀愁を帯びた太鼓と三味線、胡弓(こきゅう)の音曲が流れ、甲高い声の越中おわら節が響き始める。やがて、編笠を目深にかぶった揃いの法被(はっぴ)姿の男性と浴衣に身を包んだ女性の集団が姿を見せ、おわら節に合わせて優美な振り付けで、町の通りを踊り流していく。

観光客へ感謝の舞 八尾の駅前で見送りおわら
2024.09.05

観光客へ感謝の舞 八尾の駅前で見送りおわら

 1~3日に富山市八尾地域中心部で開かれた伝統行事「おわら風の盆」から一夜明けた4日早朝、始発列車で帰る人たちに踊りを披露する恒例の「見送りおわら」が、同市八尾町福島のJR越中八尾駅前ふれあい広場で行われ、地元保存会の青年男女約20人が心を込めて舞った。 午前5時ごろから、深夜の

おわら風の盆 惜しまれ閉幕 3日間で13万人 
2024.09.04

おわら風の盆 惜しまれ閉幕 3日間で13万人 

 「越中八尾おわら風の盆」は3日、最終日を迎え、富山市八尾町中心部には名残を惜しむような三味線と胡弓の音色が響き渡り、観光客らが「おわら情緒」を堪能した。 おわら風の盆行事運営委員会によると、3日は約4万人が訪れ、3日間の人出は約13万人となった。 午後7時ごろから

おわら、心ゆくまで 富山・八尾で2日未明に町流し
2024.09.03

おわら、心ゆくまで 富山・八尾で2日未明に町流し

 2日目を迎えた富山市八尾町の伝統行事「おわら風の盆」は2日、おわらを受け継ぐ11町が町流しや輪踊りを繰り広げ、観光客が優美な踊りや演奏に酔いしれた。未明の町流しは幻想的で、演じ手が心ゆくまで楽しんだ。行事運営委員会によると、約2万人が来町した。 観光客が少なくなった2日未明。坂

哀調を帯びた胡弓と優美な踊り『おわら風の盆』2日目 富山に秋の訪れを告げる伝統行事
2024.09.02

哀調を帯びた胡弓と優美な踊り『おわら風の盆』2日目 富山に秋の訪れを告げる伝統行事

富山に秋の訪れを告げる『おわら風の盆』が2日目を迎えました。心配された台風の影響もなく、多くの人が訪れ哀調を帯びた胡弓の調べと優美な踊りを堪能しました。富山市八尾町で300年以上受け継がれているおわら風の盆は、立春から数えて二百十日の台風到来の時期に、風封じを行い、五穀豊穣を願う

越中八尾 “おわら風の盆” 始まる 哀愁帯びた胡弓の調べ坂の町に響く 初日は7万人が見守る 富山
2024.09.02

越中八尾 “おわら風の盆” 始まる 哀愁帯びた胡弓の調べ坂の町に響く 初日は7万人が見守る 富山

富山に秋の訪れを告げる伝統行事『おわら風の盆』が1日富山市八尾町ではじまり、哀調を帯びた胡弓の音色が坂の町に響いています。富山市八尾町で300年以上受け継がれているおわら風の盆は、立春から数えて二百十日の台風到来の時期に風封じを行い、五穀豊穣を願う民謡行事です。こと

富山 秋の風物詩「おわら風の盆」 風の災害防ぎ豊作願う
2024.09.02

富山 秋の風物詩「おわら風の盆」 風の災害防ぎ豊作願う

 江戸時代から続くとされる富山の秋の風物詩「おわら風の盆」が、富山市八尾町で始まりました。 「おわら風の盆」は、立春から数えて二百十日にあたる毎年9月1日頃に、風の災害を防ぎ、五穀豊穣を願う伝統行事です。三味線の旋律に胡弓の音色が加わり、太鼓が拍子を刻むなか、編み笠をかぶった男女

「おわら風の盆」始まる 富山の秋の風物詩
2024.09.02

「おわら風の盆」始まる 富山の秋の風物詩

江戸時代から続くとされる富山の秋の風物詩「おわら風の盆」が富山市の八尾町で始まりました。 「おわら風の盆」は、立春から数えて二百十日にあたる毎年9月1日ごろに風の災害を防ぎ、五穀豊穣(ほうじょう)を願う伝統行事です。 三味線の旋律に胡弓(こきゅう)の音色が加わり、太

秋の訪れ告げる哀愁の調べ 「おわら風の盆」始まる
2024.09.01

秋の訪れ告げる哀愁の調べ 「おわら風の盆」始まる

 胡弓や三味線の哀愁を帯びた調べに合わせ、編み笠を目深にかぶった男女が優雅に舞う「おわら風の盆」が1日、富山市八尾町で始まった。3日まで。 江戸時代から約300年続く伝統行事で、台風到来の時季に収穫前の稲が風水害に遭わず、豊作になるようにという願いが込められている。

「推し活」うちわで盛り上げ おわら風の盆行事運営委員会 11町の町紋デザイン
2024.09.01

「推し活」うちわで盛り上げ おわら風の盆行事運営委員会 11町の町紋デザイン

 おわら風の盆行事運営委員会は、おわらを受け継ぐ11町やまつりの運営に役立てる「応援うちわ」の販売を開始した。11町の町紋をデザインしたうちわで、地域住民や観光客が風の盆に寄せる思いを「推し活」として盛り上げる。 うちわは八尾町在住のイラストレーター坪田千生さんがデザインし、各町

おわら前夜、所作確認 富山・八尾で風の盆1日開幕
2024.09.01

おわら前夜、所作確認 富山・八尾で風の盆1日開幕

 二百十日の風封じと五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い、住民が三日三晩にわたって唄や踊りを繰り広げる伝統行事「おわら風の盆」が1~3日、富山市八尾町中心部で開かれる。開幕前日の31日は、担い手が稽古の総仕上げに臨んだ。 おわらを受け継ぐ11町の一つ、鏡町では、中学生以上の踊り手と

【おわら風の盆の記憶 2022】「私の踊りは伝えられたかな…」コロナ禍でこぎつけた次の世代につなぐ“小さなおわら” 26歳の踊り手“卒業のおわら”に密着~2024おわら風の盆を楽しみたいあなたへもう一度~
2024.08.31

【おわら風の盆の記憶 2022】「私の踊りは伝えられたかな…」コロナ禍でこぎつけた次の世代につなぐ“小さなおわら” 26歳の踊り手“卒業のおわら”に密着~2024おわら風の盆を楽しみたいあなたへもう一度~

世界から平穏な日常を奪った新型コロナウイルス。おわらは2年連続の中止に追い込まれました。そして2022年、各町で様々なコロナ対策を講じ、規模を縮小して3年ぶりに風の盆の開催にこぎつけました。次の世代へ種をまく「小さなおわら」です。引退1年延長、26歳で迎えた卒業のおわら。踊りの思いは…

まだ間に合う!富山県の伝統行事「越中八尾おわら風の盆」の特別観覧プランが販売中
2024.08.30

まだ間に合う!富山県の伝統行事「越中八尾おわら風の盆」の特別観覧プランが販売中

江⼾時代から300年余踊り継がれてきた「越中⼋尾おわら⾵の盆」が、富⼭県富⼭市⼋尾町で2024年9⽉1⽇(日)~3⽇(火)に開催。「越中⼋尾おわら⾵の盆」は、町中のぼんぼりに淡い灯がともり、そろいの法被や浴⾐姿に編笠をつけた踊り⼿が、哀愁を帯びた三味線と胡⼸、太⿎の⾳⾊と味わいのある唄に合わせ

越中八尾「おわら風の盆」ぼんぼり撤去など風雨対策して開催 台風10号接近で町流しはそれぞれの町で判断 富山
2024.08.30

越中八尾「おわら風の盆」ぼんぼり撤去など風雨対策して開催 台風10号接近で町流しはそれぞれの町で判断 富山

台風10号の接近で開催が心配されている富山の秋の風物詩「越中八尾 おわら風の盆」は、対策をして開催する予定です。9月1日から3日までの開催期間中に台風10号が最接近する見通しの「おわら風の盆」。29日、現地を取材すると、“坂の町”は台風対策がおこなわれていました。西

台風10号接近に備え農家は…来月1日始まる“おわら風の盆”いまのところ予定通りとは言うものの
2024.08.28

台風10号接近に備え農家は…来月1日始まる“おわら風の盆”いまのところ予定通りとは言うものの

台風10号の接近に備え、28日富山県内の農家でも対応に追われていました。これから出荷のピークを迎える富山市のイチジク農家、上野文克さんの畑では、風で枝が折れないように、ひもで支柱に縛り付けて台風に備えていました。*イチジク農家 上野文克さん「倒れて葉っ

弁当食べておわらを堪能 ますのすしミュージアム
2024.08.26

弁当食べておわらを堪能 ますのすしミュージアム

 9月1~3日に富山市八尾町で行われる「越中八尾おわら風の盆」を前に25日、源ますのすしミュージアム(富山市)でおわら鑑賞会が初めて開かれ、約250人が一足早く優美な踊りを堪能した。 源によると、例年おわらの開催時期にはミュージアムで食事をして八尾町に行くツアー客が多い。市民らに

おわら風の盆一足先に 富山駅で前々々々々々々々夜祭
2024.08.25

おわら風の盆一足先に 富山駅で前々々々々々々々夜祭

 富山市八尾地域で9月1~3日に行われる「越中八尾おわら風の盆」を前に、富山駅前の商業施設「マルート」、駅ナカの商業施設「とやマルシェ」で哀愁漂う踊りが披露され、買い物客や観光客の目を引いた。 施設を運営する富山ターミナルビルが、本番8日前の「前々々々々々々々夜祭」として企画。富

限定ステッカーが! 「おわら風の盆」とマクドナルドが異色のコラボ 富山市内12店舗で9月1日から
2024.08.21

限定ステッカーが! 「おわら風の盆」とマクドナルドが異色のコラボ 富山市内12店舗で9月1日から

富山を代表する秋の風物詩「おわら風の盆」とマクドナルドが異色のコラボです。毎年9月1日から3日かけて行われ、全国から多くの観光客が訪れる「おわら風の盆」。富山市八尾町で300年以上受け継がれているこの祭りは、立春から数えて二百十日の台風到来の時期に、風封じを行い、五穀豊穣を願う民

風の盆で“お座敷”LIVE 富山・八尾おわら資料館で9月1~3日、7月1日からチケット販売
2024.07.01

風の盆で“お座敷”LIVE 富山・八尾おわら資料館で9月1~3日、7月1日からチケット販売

 八尾おわら資料館(富山市八尾町東町)は、9月1~3日に同市八尾町中心部で開かれる「おわら風の盆」に合わせ、同資料館で「風の盆スペシャルLIVE」を開く。目の前で優美な踊りや演奏が披露され、観客は座敷に招かれたような特別感が味わえる。7月1日からチケットを販売する。 風の盆スペシ

おわらの音色磨く 富山・八尾で温習会始まる
2024.06.11

おわらの音色磨く 富山・八尾で温習会始まる

 9月1~3日に富山市八尾町中心部で開かれる「おわら風の盆」に向け、各町の地方(じかた)衆や踊り手が合同で練習する定例温習会が10日、同市八尾町上新町の越中八尾観光会館で始まった。15日まで6日間にわたって行い、初日は若手からベテランまでの地方衆約80人が腕を磨いた。 同市八尾町