定期預金も金利引き上げ 千葉県内の地銀3行、9月2日から

AI要約

千葉県内地銀の千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行は、9月2日から定期預金の金利を引き上げると発表した。

金利引き上げは、100万円を預けた場合、税引き前の利息が1年で1250円になることを示している。

定期預金と普通預金の金利引き上げは、9月2日から実施される。

定期預金も金利引き上げ 千葉県内の地銀3行、9月2日から

 千葉県内地銀の千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行は、9月2日から定期預金の金利を引き上げると発表した。期間1カ月~2年の金利を0・025%から5倍の0・125%に改定する。日銀が7月に金融政策決定会合で追加利上げを決めたことを受けた。

 各行によると、定期預金金利の改定は、マイナス金利政策解除を受け実施した今年4月以来。100万円を預けた場合、税引き前の利息は1年で1250円になる。3行とも期間3年以上は据え置く。

 千葉銀は、期間10年までのうち1カ月~2年を引き上げる。担当者は「日銀の利上げを受け、市場金利が上昇していることを踏まえた」とコメント。期間3年以上の金利については「市場の動向を見ながら判断していきたい」とした。

 3行は8月1日にも普通預金の金利引き上げを発表しており、定期預金と同じく9月2日から実施する。