「火山の情報は常に頭に入れて」信州火山防災週間始まる 浅間山は火口周辺立ち入り規制の噴火警戒レベル2 登山者に注意呼びかけ

AI要約

長野県で始まった「信州火山防災月間」において、浅間山で噴火警戒レベル2が続く中、登山者への啓発活動が行われました。

登山口では、関係機関の職員が注意事項をまとめたしおりを配布し、火山登山のリスクについて周知徹底しました。

長野県を含む周辺地域では、噴火警戒レベルの引き上げに伴い、適切な規制や安全対策が呼びかけられています。

「火山の情報は常に頭に入れて」信州火山防災週間始まる 浅間山は火口周辺立ち入り規制の噴火警戒レベル2 登山者に注意呼びかけ

「信州火山防災月間」が26日始まり、長野県などは噴火警戒レベル2が続く浅間山で登山者へ啓発活動を行いました。

浅間山の登山口では、26日朝、県や気象庁、周辺の自治体の職員がウェットティッシュや火山を登る際の注意事項をまとめたしおりを配りました。

浅間山では、去年3月に噴火警戒レベルが2に引き上げられ、火口からおよそ2キロの範囲を立ち入り禁止にするなど規制を行っています。

佐久地域振興局市川和宣さん:

「噴火によって噴石・火砕流といった危険性があります、規制区域内には立ち入らないといったところだけは十分気を付けていただきたい」

宮城県の登山者:

「新しい火山情報を入れて、どこまで進めるのかというのをチェックしながら登山計画は立てました。火山は多いのでその情報は常に頭に入れてはやっています」

長野県内では、焼岳や御嶽山などが噴火警戒レベル1となっていて、県では火山活動の異変に注意するほかヘルメットの着用など安全対策を呼びかけています。