「これまでの観測と比べて特段の変化は認められず」岩手山現地調査受け 噴火警戒レベル1を継続

AI要約

気象庁は岩手山での観測結果に基づき、噴火警戒レベル1の継続を発表しました。

23日の現地調査で特段の変化は見られず、引き続き火山活動が監視されることとなりました。

岩手県は入山規制を行わないが、大地獄谷周辺には近づかないよう注意を呼びかけています。

「これまでの観測と比べて特段の変化は認められず」岩手山現地調査受け 噴火警戒レベル1を継続

気象庁は23日、岩手山での現地調査の結果、これまでの観測と比べて特段の変化は認められなかったとして、噴火警戒レベル1の継続を発表しました。

気象庁は、岩手山で山の膨張を示す地殻変動が観測されていることから22日機動調査班を現地に派遣し、地表や噴気の温度、周辺の水質などを調べました。

この調査の結果、これまでの観測と比べて特段の変化が認められなかったため、噴火警戒レベル1の継続が決まりました。

気象庁は引き続き火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを引き上げる可能性があるとしています。

噴火警戒レベルが引き上げられなかったことから、岩手県は入山規制を行わないものの、改めて大地獄谷周辺に近づかないよう呼びかけています。