40歳の伊藤敬宏氏が大差で初当選 坂祝町長選挙

AI要約

坂祝町の町長選挙で、伊藤敬宏さんが和田雅彦さんを破り初当選を果たしました。

伊藤さんは、坂祝町の将来を考え子育てや福祉に力を入れる意向を示しました。

前町長の病気療養による特別選挙で、投票率は前回より低下しました。

40歳の伊藤敬宏氏が大差で初当選 坂祝町長選挙

  前町長が病気療養のため退職したことに伴う加茂郡坂祝町の町長選挙は25日に投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元町議会議員の会社員 伊藤敬宏さん(40)が、無所属新人で元町議会議長の会社役員 和田雅彦さん(64)を破り、初当選を決めました。

  坂祝町長選挙の開票結果は次の通りです。

当 無所属・新人 伊藤敬宏 2307票

  無所属・新人 和田雅彦 1125票

  初当選を果たした伊藤さんは、坂祝町深萱の選挙事務所で、集まった支持者とともに当選を祝い、あいさつしました。

  伊藤さんは「先輩方が作り上げていただいた坂祝町を私たちの世代が引き継いで、次の世代へバトンを渡せるように精一杯頑張っていきたい」「子育てや福祉にはお金がかかります。坂祝町ではお金を生み出すことが課題だと思っていますので、力を注いでいきたい」「坂祝町をしってもらうため、トップセールスをしていきたい」と抱負を語りました。

  伊藤さんは「一人一人が当事者意識を持って、住みたいまちを私たちでつくる」と訴え、支持を広げました。

  今回の町長選は、柴山佳也前町長が病気療養のため、2期目途中の7月25日付で退職したことによるものです。

  投票者数は3493人で、投票率は55.41%でした。前回選挙戦となった2019年の60.51%を5.1ポイント下回りました。