にじむ樹液を職人がかき取り 貴重な「丹波漆」採取作業進む 文化財の修復などに活用 京都・福知山市
京都府福知山市で、文化財の修復などに使われる「丹波漆」の採取作業が進んでいます。
「丹波の漆かき」は、江戸時代から続く伝統産業です。
貴重な「丹波漆」の漆かき作業は、10月ごろまで続きます。
京都府福知山市で、文化財の修復などに使われる「丹波漆」の採取作業が進んでいます。
「丹波の漆かき」は、江戸時代から続く伝統産業です。
職人が木の表面を鎌で削ったあと、切れ目を入れ、にじみ出した樹液をかき取っていきます。
職人の育成や漆の生産に取り組んできた福知山市のNPO法人は今年、文化財の保存に欠かせない伝統的な技術である国の「選定保存技術」の保存団体として、認定されることになりました。
貴重な「丹波漆」の漆かき作業は、10月ごろまで続きます。