口座名義を操作し偽装工作か 大阪・咲洲庁舎ホテル社長ら2人が“資産隠し”で逮捕

AI要約

大阪府の咲洲庁舎に入るホテルの資産隠し事件で、逮捕された社長らが銀行口座の名義を操作していたことが明らかになった。

社長らは宿泊料金を別の口座に送金させて財産の差押えを免れようとしていたが、警察に送検された。

口座名義を変更し、旅行代理店から疑われないようにした疑いが持たれ、主導的立場の誉田容疑者が捜査の対象となっている。

口座名義を操作し偽装工作か 大阪・咲洲庁舎ホテル社長ら2人が“資産隠し”で逮捕

 大阪府の咲洲庁舎に入るホテルの資産隠し事件で、逮捕された社長らが資金を隠すため、銀行口座の名義を操作していたことがわかりました。

 「さきしまコスモタワーホテル開発」の社長・誉田喜博容疑者(62)ら2人は、財産の差押えを免れるために旅行代理店からの宿泊料金約900万円をホテルとは別の口座に送金させたとして、23日朝、送検されました。

 警察は2人の認否を明らかにしていません。

 旅行代理店が宿泊料金を送金した先は、誉田容疑者が管理するホテルとは別の会社の口座でしたが、その後の警察への取材で去年7月、この口座の名義が「さきしまコスモタワーホテル」に変更されていたことが新たに分かりました。

 旅行代理店から疑われないように口座名義を変えたとみられ、警察は誉田容疑者が主導的な立場だったとみて捜査しています。