暫定2車線区間の4車線化など「圏央道」整備促進を求める決議

AI要約

首都圏中央連絡自動車道「圏央道」の早期完成を目指す県民会議が総会を開催し、暫定2車線区間の4車線化など整備促進を求める決議案を採択した。

茨城県境から大栄JCTの暫定2車線区間を優先的に4車線に整備することや、財源確保や災害対策などが議題に挙がった。

圏央道は2027年3月までの開通が目指されており、工事が進められている大栄―松尾横芝間は唯一の未開通区間である。

暫定2車線区間の4車線化など「圏央道」整備促進を求める決議

 首都圏中央連絡自動車道「圏央道」の早期完成を目指す県民会議の総会が8月22日、千葉市内で開かれ、暫定2車線区間の4車線化など整備促進を求める決議案を採択しました。

 大会で、挨拶に立った熊谷知事は「県としても国や高速道路会社に最大限協力して行く」と述べ、約120人の参加者に対し、協力を呼びかけました。

 成田空港の機能強化に伴う交通量の増加に対応するため、茨城県境から大栄JCTの暫定2車線区間を優先的に4車線に整備して早期事業化することや、そのための財源の確保のほか、大規模災害に備えた道路の機能強化などの決議案が採択されました。

 圏央道は都心から半径約40キロから60キロ前後の都市を環状に結ぶ自動車専用道路で、2027年3月までの開通に向け、唯一の未開通区間である大栄―松尾横芝間の工事が進められています。