【速報】被災地の子どもを万博に招待 財源に「ふるさと納税」活用方針 大阪・吉村知事

AI要約

大阪府は、能登半島地震の被災地の子どもを万博に無料招待するため、ふるさと納税の寄付金を活用する方針を示しました。

吉村知事は、被災地の子どもたちを励ますため来年の大阪・関西万博に招待する考えを示しており、80組160人を2泊3日で招待する予定です。

寄付は10月下旬から受け付け始め、寄付者には返礼品として万博のチケットを送ることも検討されています。

【速報】被災地の子どもを万博に招待 財源に「ふるさと納税」活用方針 大阪・吉村知事

 大阪府は、能登半島地震の被災地の子どもを万博に無料招待するにあたり、ふるさと納税の寄付金を財源にあてる考えを明らかにしました。

 大阪府の吉村知事は、ことし1月に発生した能登半島地震の被災地の子どもたちを励まそうと、来年の大阪・関西万博に無料で招待する方針を示してきましたが、今回、その財源として、ふるさと納税の寄付金を活用する方針を明らかにしました。

 招待の対象は、石川県輪島市、珠洲市、穴水町、能登町の小学5年生から中学3年生までの子どもとその保護者で、少なくとも80組160人を2泊3日で招待したい考えです。これには、約3000万円の交通費や宿泊費がかかることを想定していて、ふるさと納税を通して財源を確保する予定です。

 今後、議会で案が通れば、10月下旬にも寄付の受け付けを始めたいとしています。来年の夏休みの時期に招待する想定で、直前の5月まで寄付を募る方針です。また、寄付をした人には、返礼品として、万博のチケットを送ることも検討しているということです。