アンコウ1匹BBQ 北茨城の旅館、市返礼品に

AI要約

茨城県北茨城市平潟町の「あんこうの宿まるみつ旅館」が、地元特産のアンコウを丸ごと1匹使ったバーベキューセットを開発し、ふるさと納税の返礼品として提供を始めた。

アンコウは大きさ約80センチで、恐竜のような顔が特徴的。身の下処理が施され、夏野菜とバターで蒸し焼きにするとふんわりとした食感とジューシーさが楽しめる。

ふるさと納税の寄付額は14万4千円で、取り扱いも検討中。武子社長は新しいアンコウの食文化を発信したいと話している。

アンコウ1匹BBQ 北茨城の旅館、市返礼品に

茨城県北茨城市平潟町の「あんこうの宿まるみつ旅館」は、地元特産のアンコウを丸ごと1匹使ったバーベキューセットを開発した。7月下旬から同市のふるさと納税の返礼品として提供を始めた。武子能久社長(48)は「今までにない食べ方で、見た目にもこだわった。夏でもアンコウを味わって」とPRする。

アンコウは同市産を使用し、大きさは約80センチ。恐竜のような顔が付いていることから「あんこうザウルスBBQセット」と名付けた。冷凍した身のほか、1匹分のあん肝が付く。

身は調理して見た目が良くなるよう入念に下処理した。お勧めの調理法は夏野菜を添えた白ワインとバターの蒸し焼きで、レシピも同封。じっくりと火を入れることで身のふんわりとした食感とジューシーさが味わえる。身を切り分けてバーベキュー以外の用途でも使える。

ふるさと納税の寄付額は14万4千円。武子社長は「要望があれば旅館での取り扱いも検討する。これからも新しいアンコウの食文化を発信したい」と話した。