今年4月に大阪・北新地のバーで発生の昏睡強盗・電子計算機使用詐欺事件 女2人を不起訴 大阪地検 去年12月の同種事案ではすでに起訴
今年4月に大阪・北新地のバーで客を昏睡状態にし現金をだまし取ったなどとして、先月逮捕・送検された女2人について、大阪地検は8月20日付けで不起訴処分としました。
兵庫県伊丹市の54歳の女と、大阪市西淀川区の53歳の女(中国籍)は、今年4月に大阪・北新地のバーで、40代の男性客に酒を飲ませ昏睡状態に陥らせ、クレジットカードを不正に決済端末機に読み取らせたり、飲食代が未払いと装って現金を要求したりし、計約94万円を詐取した疑いで先月逮捕・送検されていました。
大阪地検はこの事件について、女2人を20日付けで不起訴処分としました。理由については「捜査の結果、証拠関係および諸事情を考慮した」としています。
この女2人は、去年12月に発生した別の同種事案では、電子計算機使用詐欺の罪ではすでに起訴されています。