「がんばる社会人のみなさんに食べてほしい」高校生がお弁当開発「明日からも幸せます弁当」 山口県防府市
防府市の高校生が栄養満点の弁当を試作し、社会人の疲れを吹き飛ばす取り組みを紹介。
弁当の名前やメニュー、弁当箱の選定から試食までのプロセスを説明。
防府商工高校の生徒とスーパーの協力により、明日からも元気になれる弁当が誕生し、販売へ向けて改良が進められている。
社会人の疲れを吹き飛ばそうと、防府市の高校生が栄養満点の弁当を試作しました。
試作を行ったのは、防府商工高校の3年生8人です。
スーパーを展開する丸久と連携した課題研究の授業の一環でその名も「明日からも幸せます弁当」
毎日遅い時間まで働いている人や新しい環境で頑張っている新社会人などが明日からもまたがんばろうと思える弁当をという意味を込めて名付けました。
タンパク質とビタミンが摂れる「鶏肉と野菜の甘酢あん」や免疫力アップ効果のある「枝豆と梅干しとシラスの混ぜご飯」など栄養満点のメニューを考えました。
最適な弁当箱を選ぶため、レイアウトの違うさまざまな弁当箱に盛り付けます。
試作の弁当が完成すると実際に食べて、味をたしかめました。
防府商工高校3年 桑野静香さん
「がんばる社会人のみなさんにこのお弁当を食べて元気になってほしいと思ったので(社会人を)ターゲットに決めました。(弁当を食べた人に)明日からもまたがんばろうと思えるような気持ちになってほしいです」
丸久 惣菜部バイヤー 藤井充弘さん
「やはり一番はご飯の部分なんですけれども、カリカリ梅がしっかりと入っているのでとても赤色が目立っていてとても目を引くお弁当だなと思いました」
弁当は、今後改良を重ね、11月からアルク全店などで販売するということです。