静岡西部や愛知の太陽光発電施設で相次いだ銅線窃盗事件47件検挙し捜査終結…被害額計3000万円に上るか

AI要約

静岡県西部や愛知県内で相次いでいた太陽光発電施設からの銅線盗難事件が捜査され、無職の男を逮捕したことをきっかけに、計47件の窃盗事件が検挙された。

被害総額は約3000万円で、盗品は銅線やブレーカーなど計約3000点。逮捕された男は犯行を認め、盗品の転売で得た利益を遊興費に使用していた。

一連の事件は2023年から2024年までの間に発生し、捜査が終了したことが発表された。

静岡西部や愛知の太陽光発電施設で相次いだ銅線窃盗事件47件検挙し捜査終結…被害額計3000万円に上るか

静岡県西部などの太陽光発電施設で相次いだ銅線などの盗難事件を捜査していた県警の合同捜査班は、2024年5月に、窃盗容疑で無職の男を逮捕したのをきっかけに、19日までに計47件の同様窃盗事件を検挙し 捜査が終了したと発表しました。

一連の事件は、2023年1月ごろから2024年5月ごろまでの間、県内西部地区や愛知県内に設置された太陽光発電施設から銅線やブレーカーなどが盗まれる被害が相次いだものです。この事件を捜査していた湖西警察署など県警の合同捜査班は、2024年5月、湖西市と掛川市の同様被害について窃盗容疑で愛知・豊橋市の50歳の無職の男を逮捕し、余罪捜査により県内から愛知にかけて計47件の同様窃盗事件の検挙に至ったということです。

盗品は銅線やブレーカーなどの素材や機器、計約3000点で、湖西市、掛川市の事件で逮捕、その後、起訴された男は容疑を認め、盗品の転売で得た利益を遊興費に充てていたということです。一連の事件での被害総額は計約3000万円に上るとみられています。