北アルプス立山連峰 登山道から50メートル滑落 脇腹を強打 65歳会社員の男性を県警ヘリで救助 肋骨折る重傷
18日午前、北アルプス立山連峰、越中沢岳で65歳の会社員の男性が登山道でバランスを崩して斜面を50メートル滑落、自力で登山道に戻るも歩行困難となり県警ヘリコプターで救助されました。男性は肋骨を折る重傷です。
富山南警察署によりますと18日午前9時頃、北アルプス立山連峰 絵中沢岳南側の標高2500メートル付近の登山道で、東京から登山に来ていた65歳の会社員の男性がバランスを崩して斜面を50メートル滑落しました。
男性は自力で登山道に上がりましたが左脇腹を強打していて歩くことが困難となったことから、同行していた男性がスゴ乗越小屋付近まで先行し110番通報しました。
通報を受けて県警ヘリが出動、午後4時半に男性を収容して富山空港で救急隊に引き継ぎ、男性は病院に救急搬送されました。男性は肋骨を折る重傷です。
警察によりますと男性は今月17日に室堂から入山、五色ヶ原山荘やスゴ乗越小屋など宿泊しながら越中沢岳周辺をまわり22日、新穂高温泉に下山する予定だったということです。