塩釜のすし店でアニサキス 20代女性の胃から検出 営業の一部停止処分〈宮城〉

AI要約

20代女性が宮城県塩釜市の飲食店で食べたしによるアニサキス食中毒の発症が確認された。

女性は下痢や腹痛を発症し、胃からアニサキスが検出された。

飲食店「亀喜」には1日間の営業停止処分が下された。

宮城県塩釜市の飲食店ですしを食べた20代女性がアニサキスによる食中毒を発症していたことが分かりました。

営業の一部停止(1日間)の処分を受けたのは、塩釜市の飲食店「亀喜」です。

県によりますと、8月12日午後1時ごろ、20代女性がこの店ですしを食べたところ、2時間後に下痢や腹痛を発症しました。医療機関を受診したところ、女性の胃からは寄生虫のアニサキスが検出されたということです。

女性はこの店で、マグロやヒラメ、カツオのすしを食べていました。県は、女性の症状がアニサキスによる食中毒に似ていることに加え、女性からの聞き取りで原因となる食品がすしのみであったことなどから、この店で発生した食中毒と断定しました。

県は店に対して、生鮮魚介類の生食用での調理・提供を1日間(8月16日)禁止する行政処分を出しました。県内での食中毒は今年に入り12件目となります。