由布市の「旅館 黒嶽荘」で28人のノロウイルス集団食中毒 15日まで営業停止命令 大分・由布市

AI要約

大分県由布市の飲食店でノロウイルスの集団食中毒が発生し、少なくとも28人が体調不良を訴えている。県は原因を究明中。

由布市庄内町の「旅館黒嶽荘」で食事をした32人のうち28人が発熱や嘔吐の症状を報告。ノロウイルスが検出され、営業停止命令が出された。

食中毒の原因はわかっていないが、湧き水の水質検査が実施されていなかったことが判明。体調不良の人は保健所に連絡するよう呼びかけ。

由布市の「旅館 黒嶽荘」で28人のノロウイルス集団食中毒 15日まで営業停止命令 大分・由布市

大分県由布市の飲食店でノロウイルスの集団食中毒が発生。少なくとも28人が体調不良を訴えていて、県が原因を調べています。

集団食中毒が発生したのは由布市庄内町の「旅館黒嶽荘」です。県によりますと8月5日から9日にかけて黒嶽荘で食事をした3グループ32人のうち、28人に発熱や嘔吐などの症状が相次ぎました。

県は患者6人と従業員3人からノロウイルスが検出されたことから、集団食中毒と断定。13日から3日間の営業停止命令を出しました。

県によりますと今のところ食中毒の原因はわかっていませんが、食品衛生法で義務付けられている湧き水の水質検査が実施されていなかったということです。県は「旅館黒嶽荘」で飲食をして体調不良になった人は保健所に連絡するよう呼びかけています。