SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害額は島根、鳥取両県で約9億円に…前年1年の被害額の3倍に

AI要約

山陰両県で2024年にSNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害が急増していることが分かりました。

島根・鳥取両県警のまとめによると、7月末の時点の被害額が、両県でそれぞれ4億円を超えており前年比は2倍から3倍に増加している。

警察は、アプリなどで知り合った人物からの儲け話は詐欺だと疑い、注意喚起や防犯教室を通じて被害防止に努めている。

SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害額は島根、鳥取両県で約9億円に…前年1年の被害額の3倍に

山陰両県で2024年にSNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害が急増している中、島根・鳥取両県警のまとめで、7月末の時点の被害額が、両県でそれぞれ4億円を超えていて、前年1年間の被害額の約2倍から3倍に増えていることが分かりました。

鳥取県では、2024年の被害額が、7月末時点で約4億7400万円に上っていて、すでに前年1年間の被害額約1億6000万円の約3倍に急増しています。

また島根県は約4億5200万円で、前年1年間の1億9000万円の2倍以上に達しています。

県警によると、犯行グループが、オレオレ詐欺や還付金詐欺など主に高齢者だったターゲットをSNSを活用する働き盛りの「現役世代」にシフトし、架空の投資話などを持ち掛ける手口がより被害額を拡大させていると分析しています。

警察は、アプリなどで知り合った人物からの儲け話は詐欺だと疑い、簡単に誘いに乗らないよう呼び掛けるとともに、現役世代を対象に防犯教室を開いたりして被害防止に努めるとしています。