レスリング・清岡幸大郎金メダルに南高の同級生「自分が取ったようなうれしさ」

AI要約

パリオリンピック:レスリング日本代表の清岡幸大郎選手が金メダルを獲得し、母校でのパブリックビューイングでは大きな盛り上がりがありました。

清岡選手はイランの強豪選手との決勝戦で逆転勝利を収め、高知南高校の同級生や担任は感動を分かち合いました。

清岡選手と桜井選手の金メダル獲得により、高知市や県庁からも祝福の声が寄せられました。

レスリング・清岡幸大郎金メダルに南高の同級生「自分が取ったようなうれしさ」

高知市出身でパリオリンピック:レスリング日本代表の清岡幸大郎選手が金メダルを獲得。清岡選手の母校、高知南高校の会場のボルテージは最高潮に達しました。

11日、高知市で開かれたパブリックビューイングには高知南高校の同級生や支援者らが集まり熱戦を見守りました。決勝戦の相手はここまで無失点というイランの強豪選手。1ポイントを先制されるも得意のタックルから怒涛の攻めで10対1と逆転に成功。見事金メダルを獲得しました。

高知南高校の同級生の竹崎凜星さんは「本当にうれしい。自分が金メダルを取ったかのようなうれしさが出てきました」

高校時代の担任、亀井久美子さんは「喜びと感激でいっぱい。(桜井選手と)2人で

ダブル金メダルをってずっと言っていたのでそれが本当に叶って夢みたいです」

高知市の中心街では号外が配られ高知市の親子は「良かったーすごい2人やん」「もうすごいとしか、尊敬します本当に」「まさかですね!うれしいですね。つぐみ選手の次にきてうれしいです」と喜びの声が聞かれた。

2人の快挙に浜田高知県知事も「県民の皆さんに夢と希望、元気と勇気、そして感動を与えていただきました。この度新たに仮称ではありますが『県民栄誉賞』という賞も設けましてお二人の栄誉をたたえたいというふうに考えます」と述べた。

清岡幸大郎選手は試合のインタビューで

Q金メダルをかけてもらった表彰台の一番上での(おととし急逝した)お父さんとの時間はどんな時間でしたか?との質問に

「世界で一番、きれいな景色なんだよと」答え、さらに「このオリンピックという舞台で優勝することができてすごく嬉しいですし僕たちの活躍が地元高知にも届いて高知の皆さんにも元気や勇気、力を届けられたんじゃないか」と語った。

清岡選手と桜井選手は出場にして頂点へ。高知に92年ぶりの金メダルを届けてくれた。