日本のメダルラッシュ パリ五輪の興奮をもう一度 17日間の大会を県関係選手の活躍とともに振り返る 大分

AI要約

パリオリンピック™は大分県出身選手の活躍とともに幕を閉じた。フェンシングや競泳などでメダルを獲得し、感動を与えた選手たちが多数いた。

地元の声援を受けた選手も多く、様々な競技での成功や挑戦があり、期待に応える結果を残した選手もいた。

次回は4年後のロサンゼルスで開催されるオリンピック。選手たちは更なる成長と活躍を目指して、再び世界の舞台に挑む準備をしている。

日本のメダルラッシュ パリ五輪の興奮をもう一度 17日間の大会を県関係選手の活躍とともに振り返る 大分

日本のメダルラッシュに沸いたパリオリンピック™は12日閉会しました。17日間の大会を大分県関係選手の活躍とともに振り返ります。

7月27日。パリの中心部を流れるセーヌ川を舞台に行われた開会式。日本選手団の顔となる旗手を務めたのは大分市出身、フェンシングの江村美咲でした。

県出身の3人が出場した日本フェンシング陣は大活躍。大分市出身の敷根崇裕が世界の頂点に立ちました。

(敷根崇裕)「金メダルを獲得することができて、本当にうれしいです」

女子サーブル団体の江村は…

(江村美咲)「目標は金メダルだったけど、順位以上に価値のあるメダルだと思うし、すごく重みを感じています」

別府市出身の上野優佳も銅メダルに輝きました。

(上野優佳)「いやもう怖かったです。でもみんなが信じてくれていたので、もう勝ちきるだけだと思って戦いました」

(渡辺キャスター)「夜が明けたばかりの5時半。地元の盛り上がりは最高潮。津久見からパリへエールを送ります」

地元の声援を受けた競泳の渡辺一平。8年ぶりの大舞台で堂々の泳ぎを見せました。

(渡辺一平)「水泳ってマジ難しいです。精一杯僕なりに時間を費やして頑張ってきましたし、きょうできるパフォーマンスを全て出せたかなと思いますので、8年前同様6位ですけど、よく頑張ったかなと思います」

声援はバスケットボール女子を率いた恩塚亨ヘッドコーチの地元、中津市からも。前回、東京大会で獲得した銀メダル以上を目指して戦いましたが、悔しい1次リーグ敗退に終わりました。

(同級生)「オリンピックのあの場にいることが不思議な気持ちだし誇りに思うので、結果はどうであれ胸を張って帰ってほしい」

中学時代に別府湾で腕を磨いたセーリング混合470級の岡田奎樹。この種目で20年ぶりの銀メダルを獲得しました。

(岡田奎樹)「ほんとに信じられないですね。言葉にできないとよく言ってますけど、こんな事なんだなと初めてわかりました」

このほか、バレーボール女子には東九州龍谷高校出身の荒木彩花も出場しましたが、9位に終わりました。

大分舞鶴高校出身の渡部仁も出場したハンドボール男子の最終順位は11位でした。

エアライフルで大分市出身の野畑美咲は個人12位、混合は25位でした。

セーリングに出場した別府青山高校出身の永松瀬羅は17位でした。

県出身選手の活躍で盛り上がりを見せたパリオリンピック。4年後はアメリカ・ロサンゼルスで開催されます。