鳥取城北 仕上がり上々 12日明徳義塾戦 夏の甲子園

AI要約

鳥取城北が初戦となる2回戦で明徳義塾と対戦する。バッティング練習を通じて士気を高めた。

石黒主将は左腕池崎らを想定して打撃練習に取り組み、チームに1本を打つ力を求める。

大林監督は「誰一人体調を崩すことなく、いい雰囲気で練習できている。この流れで相手に食らいつきたい」と意気込む。

鳥取城北 仕上がり上々 12日明徳義塾戦 夏の甲子園

 第106回全国高校野球選手権大会に鳥取代表として出場する鳥取城北は大会第6日の12日、初戦となる2回戦で明徳義塾(高知)と対戦する。11日は兵庫県西宮市の津門中央公園野球場でバッティング練習を中心に最終調整を行い、士気を高めた。

 練習は午後1時から2時間ほど行った。打撃練習では相手エースの左腕池崎らを想定して、簡単に打ち取られないように低めの打球を意識した。ノックでは内野の連係を確認して守備の引き締めを図った。

 打撃について、石黒主将は「だいぶ振れてきている。左腕の内角の直球にどう対応するかが大事」と強調した上で「チームが欲しいときに1本を打てるように」と主砲としての活躍を誓った。

 初戦に向け、大林監督は「誰一人体調を崩すことなく、いい雰囲気で練習できている。この流れでしっかりと相手に食らいつきたい」と意気込んだ。

見どころ 主砲石黒の打撃期待

【2回戦】

 ▽第3試合(13時10分)

 鳥取城北-明徳義塾(高知)

 明徳義塾の投手陣は2年生エース池崎、内山の両左腕が中心となる。捕手里山は1年生ながら強肩とリードで支える。打線は高知大会で打率6割超の松井や決勝で4打点を記録した藤森が軸。侍ジャパンU18(18歳以下)代表候補の山畑、主砲の竹下も好調だ。

 鳥取城北は持ち前の「つなぐ野球」で制球力に優れた相手投手陣を打ち崩したい。50メートル5秒8を誇る俊足の1番谷口が好機をつくり、2番比嘉や平山ら中軸で確実に返したい。鳥取大会で本塁打を放った主砲石黒が大舞台で本領を発揮できれば勝機は見えてくる。