聖光学院ナイン、投打に上り調子 全国高校野球、11日に鶴岡東と初戦

AI要約

福島県代表の聖光学院ナインが全国高校野球選手権大会に向けて練習を行った。

左腕色川裕は自身の投球に満足感を示し、制球力向上を目指している。

主将佐藤羅天はシート打撃での好調さを見せ、チームは日本一を目指す意気込みを強調している。

聖光学院ナイン、投打に上り調子 全国高校野球、11日に鶴岡東と初戦

 第106回全国高校野球選手権大会に福島県代表として出場する聖光学院ナインは8日、大阪府箕面市のグラウンドで約2時間、守備練習と実戦練習を行った。

 シート打撃で打者4人に投げた左腕色川裕(3年)は「力みなく、テンポ良く投げることができた」と納得の表情を見せた。福島大会では制球力が課題となったが、「(現地入り後は)悪いところを受け入れながら前向きに練習できている。割り切って投げたい」と初戦を見据えた。

 主力の野手陣は左上手の投手を相手にシート打撃に臨んだ。主将佐藤羅天(らま)(同)は内野の間を抜ける鋭い打球を飛ばすなど状態の良さを伺わせた。

 中学時代に所属していた宮城仙北ボーイズが日本少年野球選手権大会で7日に優勝し、刺激を受けたという。「後輩に続いて『日本一』をつかみたい」と気合十分だ。

 聖光学院は大会第5日の11日、1回戦第2試合(午前10時35分開始予定)で鶴岡東(山形)と戦う。