パリ五輪古田選手が「トップアスリートの卵」にエール 米子でローイング体験

AI要約

鳥取県の「鳥取ジュニアアスリート事業」の候補生11人がローイングを体験

古田直輝選手が実力をつけて日本代表にまで駆け上がった経歴を語る

鳥取県の優れた指導環境と競技への取り組みを候補生に伝える

パリ五輪古田選手が「トップアスリートの卵」にエール 米子でローイング体験

 国際大会で活躍できる「鳥取育ち」の選手の発掘、育成を目指す鳥取県の「鳥取ジュニアアスリート事業」の候補生11人が11日、米子市西町の米子艇庫でローイングを体験した。南部町出身でパリ五輪に出場した古田直輝選手=米子工業高出、NTT東日本=が会場を訪れ、自身の体験を交えながら競技の魅力を紹介。「トップアスリートの卵」にエールを送った。

 古田選手は、男子軽量級ダブルスカルに出場した。小学2年の時に参加したローイングの体験会をきっかけに競技を始め、めきめきと実力をつけて日本代表にまで駆け上がった。

 古田選手は、指導者や競技に集中できる環境が、鳥取県はそろっていると強調。「最初は遊び程度でもいい。成績を出したいと思ったら、高校から身を入れてやれば五輪とか世界選手権で、日の丸を着けて世界に挑戦できる」と候補生に語りかけた。